ベトナムには「米粉麺」が3種類ある
フォーだけではありません。ベトナムには米粉を使った麺料理が複数あります。実際、日本でよく見かけるものだけでも3種類——フォー(phở)、ブン(bún)、ビーフン(bún khô / 乾燥タイプ)があります。
見た目は似ていますが、形状・食感・使われる料理が大きく異なります。
3種類の比較
そこで、3種類の違いを表にまとめました。
| フォー(Phở) | ブン(Bún) | ビーフン(乾燥) | |
|---|---|---|---|
| 形状 | 平たい・幅広 | 丸い・細長い | 丸い・細め(乾燥) |
| 食感 | もちもち・なめらか | つるつる・弾力がある | 乾麺独特の食感 |
| 水分 | 生麺(高水分) | 生麺(高水分) | 乾燥麺 |
| スープとの相性 | 牛骨・鶏骨スープ(澄んだ) | 様々(ピリ辛スープ、サラダ麺等) | 汁なしやスープ全般 |
| 代表的な料理 | フォー・ボー(牛肉)、フォー・ガー(鶏肉) | ブン・ボー・フエ、ブン・チャー、ブン・チャー・カー | チャーハン、焼きビーフン、スープ麺 |
フォー(Phở)
フォーは平たく幅広の米粉麺です。断面が楕円形〜平べったく、スープをよく吸い込みます。
特徴:
- 幅は2〜5mm程度
- もちもちとした食感
- 澄んだ骨スープとの相性が抜群
- 北部ベトナム(ハノイ)発祥
ベト屋では100%生麺フォーを使用しています。そのため、乾麺のフォーとは食感がまったく異なります。
ブン(Bún)
ブンは丸くて細長い米粉麺です。つまり、日本のそうめんに近い形状で、つるつるとした食感が特徴です。
特徴:
- 直径1〜2mm程度の丸い断面
- つるつると滑らかな食感
- スープ麺にも、サラダ麺にも使われる
- ベトナム全土で使われる汎用麺
代表的な料理:
- ブン・ボー・フエ(フエ風辛い牛肉ブン)
- ブン・チャー(焼き豚肉と冷たいブンのつけ麺風)
- ブン・チャー・カー(魚のすり身揚げのブン)
- ブン・ティット・ヌオン(焼き豚肉の冷たいブンサラダ)
ビーフン(Bún Khô / 乾燥タイプ)
日本で「ビーフン」として一般的に知られているのは、乾燥した細い米粉麺です。原料はブンと同じ米粉ですが、乾燥させることで長期保存が可能になっています。
特徴:
- 市販品が多く、入手しやすい
- 水で戻してから使う
- 炒め料理(焼きビーフン)にも使える
- 食感は生麺より劣る
ベト屋で食べられる麺の種類
| メニュー | 使用する麺 |
|---|---|
| フォー・ボー(牛肉フォー) | 生麺フォー(平たい幅広) |
| フォー・ガー(鶏肉フォー) | 生麺フォー(平たい幅広) |
| ブン(店舗により) | ブン(丸い細麺) |
ベト屋では主にフォー(平たい生麺)を使用しています。また、一部店舗でブンを使ったメニューも提供しています。
Viet Kitchenでも米粉麺を
Viet Kitchen(ベトナムキッチン)では、フォーやブンを使ったお弁当・惣菜もテイクアウトで購入できます。つまり、デパ地下やショッピングモールで手軽に本場の米粉麺を楽しめます。
→ Viet Kitchen店舗一覧はこちら
よくある質問(FAQ)
Q. フォーとビーフンは同じですか?
どちらも米粉麺ですが、フォーは平たく生麺(もしくは半生)が多く、ビーフンは丸くて乾燥タイプが一般的です。そのため、使われる料理・食感が異なります。
Q. ブンはどこで食べられますか?
ベト屋の一部店舗でブンを使ったメニューを提供しています。詳細は各店舗にお問い合わせください。
Q. 米粉麺はすべてグルテンフリーですか?
はい。フォー・ブン・ビーフンはすべて米粉製でグルテンフリーです。
Q. ブンとそうめんは似ていますか?
形状は似ていますが、原料・食感・風味が異なります。具体的には、そうめんは小麦粉製でグルテンを含み、ブンは米粉製でグルテンフリーです。



















