フォー 生麺 東京 ベト屋 ベトナム料理
フォー 生麺 東京 ベト屋 ベトナム料理

生麺のフォーと乾麺のフォー違い

ベト屋では、生麺のフォーの使用にこだわっています。創業時から生麺のフォーしか使っていません。今後、さらに物価が高騰しても、変更する予定はありません。

それは、生麺を使うことがフォーの伝統的な秘訣だからです。近代から、乾麺のフォーの製造が普及しましたが、乾麺のフォーにはいくつかの弱点があります。

スープと麺では、主人公とヒロインのような役割で、互いに高め合い、1つの作品を作り上げます。

美味しいフォーの秘密

一つ目は、乾麺はスープの味や香りをあまり吸収できないことです。

乾麺の米粉は凝縮しているため、ほとんど隙間がないため、スープを吸い込むことができません。一方で、生麺のフォーは、お米と同じ状態で給水力があるため、スープの味や香りを吸収することができます。口に入れる前から、麺からはスープとお米の合わさった柔らかい香りがします。麺を噛むと、スープの味が染み出てくるのはもちろん、スープをたっぷり吸った麺のもっちりした食感も感じられます。

フォー 生麺 東京 ベト屋 ベトナム料理
ベト屋のフォー:12~14時間程度煮込んだスープと生麺の使用

2つ目は、乾麺は化学製造の独特の香りが出てしまうことがある点です。香りに敏感な方や、特に妊娠中の女性は、この香りがあまり得意ではないという声をよく聞きます。生麺のフォー麺にまったく匂いがないとは言えませんが、あってもあくまで米粉の匂いなので、普段から身近にあるお米の匂いとそれほど変わりません。

3つ目は、生麺のフォーの方が消化に良いとされている点です。生麺のフォーは乾燥してから、再度茹でる過程がないため、1度目の炊いたご飯に近いイメージです。この「1度目」は米粉の変質がないため、消化しやすいとされています。科学的な証明がある訳ではありませんが、あくまで、ベト屋のヘルシー志向のこだわりの一つです。

フォー 生麺 東京 ベト屋 ベトナム料理
ベト屋のフォー:12~14時間程度煮込んだスープと生麺の使用

生麺のフォーの使用は大変なだけではなく、様々な工夫が必要です。

生麺のフォー乾麺のフォー
保管数日の冷蔵保管長年常温保管可能
解凍ゆっくり解凍が必要解凍は不要
茹でるスキル麺が切れやすいため、
茹でるスキルが必要
硬さがあるので、切れることはほとんどない
生麺のフォーと乾麺のフォー違い

こうした大変さがありつつも、日本でベトナムの伝統的な料理を提供するため、スタッフは日々努力しています。ベト屋で提供するすべてのフォーで生麺を使っていますので、牛肉フォーでも鶏肉フォーでも、ベト屋の伝統製法のスープと生麺のフォーの一体感をお楽しみくださいませ。

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