ベトナム・ハノイのビール文化
日本の夜、働く人々が1日の終了を告げるように飲むものといえば…そう!ビール!
日本でもお酒を夜に飲む文化がありますが、それはベトナムも同じです。
ベトナムのビール消費量は世界7位!ベトナムよりも約2500万程度人口の多い日本ですら10位なのでその凄まじさがお分かりいただけるでしょう。(2022年時点)※1※2
今回はそんなベトナム・ハノイのビール文化についてご紹介いたします。
そりゃ美味いわベトナムのビール!
ベトナムをビール大国たらしめる要因の1つに気候があります。
ベトナムは赤道に近く、海に面していることから基本的に1年中灼熱の気候に晒されます。
そんな中でキンキンに冷えたビールを飲むことを想像してみてください。
首都ハノイの旧市街には「ターヒエン通り」という道があるのですが、そちらは別名「ビア・ストリート」と呼ぶそうです。
夜の賑やかな街、狭い路上に低い椅子を並べ、氷を入れたグラスに注がれるビール…雨が降ったってお構いなし!その雰囲気には圧巻です。

どれを飲む?ベトナムのビール産業
また、ベトナムでは、多種多様なビールが製造販売されています。
当店では、「333ビール(バーバーバービール)」、「サイゴンビール」、「キリンビール」の3種を取り扱っております。
しかし、これだけではハノイのビールは語れません!
- 短期間・大量生産・鮮度命の「ビアホイ・ハノイ」
- 長い歴史を持つスッキリ系の「ハノイビール」
- 世界的に有名だけど、ベトナム版はベトナムで製造している、虎のマークの「Tiger ビール」
…等々
中でも「ビアホイ・ハノイ」は激安ビールとしても有名です。
中の人がバックパッカーをしていた2024年2月は丁度ベトナムの旧正月「tiet 」ですが、1ビン10,000ドン、日本円で約60円でした。
安く生ビールが飲めることもあり、観光客に特に人気があります。そのために、短期間で大量生産し、鮮度を重要視するのでしょう。

下戸でも楽しめる!飲兵衛屋台!
ここまで書いてきた中の人ですが、実は超が付く程の下戸…それでもベトナムのビール文化は楽しめます!
なぜなら、料理が美味しいから!
ベトナムには沢山のおつまみが存在します。
定番のものは、
- エビのすり身揚げレモングラス…レモングラスの茎にすり身を付けて揚げたもの
- 鶏肉のライム葉焼き…鶏肉をレモングラスとあまじょっぱいタレに漬け込んで焼いたもの
- 生春巻き
- 揚げ春巻き
- 軟骨入り腸詰焼き
- 発酵ソーセージ揚げ
- 空芯菜の炒め物※3
- ベトナム炒飯
…等々
どれもこれも絶品そのものです!
書いていてお腹が空いてきました…

美味しくビールを飲もう!
いかがでしたか?
ベトナムのビール文化は気候、産業、美味しいおつまみの3拍子が揃って成り立っていることがお分かりいただけたと思います。
ベト屋には生ビールの他にお得な「ちょい飲みセット」もございますので是非ベトナムのビール文化をお試しください!
それでは、良い晩酌タイムを。
Một hai ba dzô!
(モッ ハイッ バー ゾー!: 乾杯!)